珍しい野菜 アイスプラントって何?食べ方・味・育て方まとめ

野菜

どうも、原人です!

先日、道の駅とよはしで買い物をしていたとき、野菜コーナーでたまたまアイスプラントという
野菜を見つけました。

あまりスーパーで見ない、珍しい野菜でしたので試しに購入してみました。
またアイスプラントとはそもそも何なのか、どのように食べるのか、
どうやて育つのかを調べてみました。

〈購入したアイスプラント 120円でした〉

Contents

アイスプラントとは

ハマミズナ科メセンブリアンテマ属、サボテンなどの多肉植物の仲間です。
葉や茎の表面に水滴のような水泡があり、その見た目からアイスプラントと言われています。
地中からミネラル、塩分を吸い上げ、水泡に溜め込むため、塩味のする珍しい植物です。

原産地は南アフリカのナミブ砂漠で、ヨーロッパでは古くから食べられています。
砂漠に生えているだけあって、乾燥にはかなり強い植物です。

アイスプラントの味

歯ごたえはプチプチとしており、海ぶどうに似ていると言われています。
実際食べてみたところ、ちょとシャリシャリした感じがする不思議な食感でした。
味はほんのりと塩味があり、青臭さはほとんどなく、癖のない風味です。

含まれる栄養素

主にクエン酸、カリウム、ミオイノシトール、ピニトールなど栄養素が含まれています。
塩分も100gあたり0.67gくらいが含まれますが、一度に食べる量を考えると
気にするほどの量ではありません。
カリウムは血圧抑制やむくみ防止など、むしろ塩分を取る際に気にしたいことを
解決してくれる栄養素も含まれます。
またミオイノシトールは、あまり野菜には含まれない珍しい栄養素で、
中性脂肪を抑える働きがあり、動脈硬化や脂肪肝を防ぐ効果があります。

100gあたりカロリーは8キロカロリーで、かなりの低カロリー。
他にもビタミンA、C、亜鉛、食物繊維などの豊富な栄養素が含まれています。

食べ方

サラダにして食べる
 一番定番の食べ方です。
 少し洗って、トマト、ハムなどをそえて食べると美味しいです。
 塩味があるとはいえ、ほんのり味がするくらいなので、お好みでドレッシングなどかけると
 よいと思います。

おひたしにして食べる
 ほうれん草のように、おひたしにして醤油をかけて食べます。
 我が家はこの食べ方でしたが、茹でても食感はしっかりと残っており、
 なかなか美味しかったです。

天ぷらにして食べる
 天ぷらで上げることで、肉厚な葉っぱが活かせます。
 サクサク、プチプチという食感を楽しむことができます。
 塩や天つゆなど、普通の天ぷらと同じく味付けはお好みでどうぞ。

育て方

日本ではまだ馴染みのない野菜ですが、育てるのはそこまで難しくないようです。

販売されているアイスプラントは、ほとんど水耕栽培で育てられています。
これはアイスプラントが土から塩分を吸収する過程で、重金属など体に良くない成分も一緒に
吸い上げてしまう可能性があるからとのこと。
野菜は農薬の使用が気になるところですが、水耕栽培なのでそもそも農薬が
必要にならないケースが多いです。

種を蒔く時期は、3月ごろの春蒔きと9月頃の秋蒔きです。
プランターでも栽培できます。

また種から育てることもできますが、挿し木もできます。
食べた後の茎を残しておくことで、そこから増やすこともできるので、
リボベジとして気軽に栽培を楽しむことができますね!

 

 

さいごに

今回はたまたま見つけた珍しい野菜、アイスプラントについて調べてみました。
みなさんもスーパーなどでもし見かけたら、ぜひ試しに買ってみてください。
先日買ったものは、茎まで食べてしまいましたが、今度見つけたらリボベジにも
チャレンジしてみたいと思います。

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