どうも、原人です。
趣味の道の駅スタンプラリーで中部エリアの長野県南部を一気に回ってしまおうと思い、
ちょうどいい中間地点の伊那市に宿泊しました。
せっかくなので、伊那市の名物と言われる麺料理 ローメンというものを食べに
行きたいと思い、ローメン発祥といわれる中華風菜館 萬里さんに夕食を食べにいきました。
行ってみるとローメン以外にも色々とインパクトの強いお店だったので、
記事にしたいと思います。
Contents
ローメンとは
ローメンは、太い蒸し中華麺に羊肉・キャベツなどを加えた麺料理で、
お店によって、汁ありタイプと汁なしタイプがあります。
ラーメンとも焼きそばとも違う、不思議なものです笑
ローメンの特徴である、しっかりと蒸した太い中華麺は、まだ冷蔵庫が普及していない時代に
麺を日持ちさせるために、蒸した中華麺を使用したことが発端。
また羊肉が使用されているのは、当時伊那地方では羊毛産業が盛んで羊肉が安く
入手できたことからが始まりのようです。
このような独特のエピソードが、B級グルメ感を引き立てますね！
今回訪問した中華風菜館万里が発祥ですが、今では伊那市の色々なお店で提供される
名物グルメとなっています。
中華風菜館 万里について
場所・営業時間
営業時間：11:30-14:00、17:00-21:00
※月曜定休
所在地：長野県伊那市坂下3308
訪問してみた
こんな感じの外観です。
伊那市の駅前はかなり昭和な雰囲気で、近くにスナックや居酒屋がたくさんありました。
レトロな雰囲気が好きな方にとって、伊那市駅前はたまらないと思います。
お店の外観はこんな感じです。
入ってみると、まず目についたのは薬用酒らしき、怪しいお酒。
焼酎かなにかに漬け込まれている中身がすごい笑
・大スズメ蜂
・薬草/朝鮮人参
・コブラ・朝鮮人参、
・マムシ・にんにく・またたび
ここまでは、他のお店でもありそうです。（またたびはあるのか？笑）
ですが、強烈なのが
・虎のイチモツと○玉、
・オットセイのイチモツと○玉
・アルマジロ！？
これらに大スズメ蜂や朝鮮人参などが組み合わせられて、かなりのインパクト！
日本では数多くのお店がありますが、これらの珍妙なものが漬け込まれているお酒を
提供しているのは、このお店だけではないでしょうか。
特にアルマジロは世界でここだけでは？？
珍しいお酒を飲みたい方は、これだけで訪問する価値があると思います笑
【すごいお酒たち】
【メニュー（2022年8月時点）】
メニュー表を見ると、普通のお店では見ない肉がたくさん。
肉が大好きな私達にとっては、全部気になります！
鹿の刺し身、豚頭（とんとう）も気になりましたが、今回は夫婦二人旅で
色々注文しすぎてもたべきれないので、
サホーク(羊肉）のたたきと、馬心、餃子、ローメンを注文しました。
サホークのたたきの味ですが、少しだけ甘いタレがかかっており、
羊ですが全く臭みがありませんが、後味にほんのりと羊の味わいがきて、
絶品でした。
なかなか他では食べられないグルメです。
テーブルに備え付けられているにんにくをちょっとだけ付けても美味しいです。
嫁はこれを おかわりしようかなーと最後まで悩んでました。
【サホークのたたき】
餃子はかなり大きめ。
餡に甘みがあり、にんにくがしっかり効いており、これもウマイ！
さすが中華料理屋です。
馬心は、心臓なので血の味がするイメージをしていましたが、こちらも
全く臭みがありませんでした。
思った以上に癖がなく、こちらも美味！
後味に引くものがなく、スッと入ってきます。
【馬心】
ローメンは締めに頼みました。
テーブルには親切にローメンの食べ方が書いてあります。
ローメンはどのお店も自分で味付けする前提の料理なので、薄味で提供されるようです。
最初の一口は何もなしでたべました。
麺は太くてしっかりしています。ほんのり甘口。
噂通りの薄味だったので、まずはガイドどおりにソースと酢をひとまわし入れました。
味はしっかりしてきましたが、パンチに欠けるなーと思い、
ごま油とニンニクとソースをたっぷり入れて食べると、劇的に美味しくなりました！
ソースベースのスープも新鮮な感じです。
味を確かめながら、自分好みの味に仕上げていくローメン。
これはなかなか楽しいですね。
【ローメン】
さいごに
中華風菜館 万里さんはローメンも美味しいかったですが、その他の料理も変わり種が
たくさんあり、どれもしっかりと美味しいものでした。
また薬用酒は精のつきそうな、強烈なものが漬け込まれており、周りの雰囲気も相まって
私のようなB級好きにはたまらないお店だと思います。
みなさんも伊那市に訪問することがあれば、名物ローメンを食べに中華風菜館 萬里さんに
行ってみてはいかがでしょうか？
